先週、QuietOnのエンジニアチームは、ポーランドにある製造工場の現場チームと協力して溶接プロセスの調査と新しい耳栓の組み立てを行いました。 各ハードウエア工程を進めるにつれて、最終段階に近づいています。工程を進めながら、同時に、最新オーディオ性能測定、その他のテストを実施していきます。(例:オーディオテスト、充電テスト、空気漏れテストなど)
今回の更新情報では、現在の進捗状況、量産開始前に残っている工程、出荷予定時期についてご説明します。 また、この更新情報では、これまでの進捗状況とどのように改善してきたか、項目ごとに分けてご報告します。引き続き修正が必要な箇所は限られており、各修正箇所は、1つか2つの小さな部品を改良するのみです。

超音波接合(溶接)

超音波接合は、コンポーネントを溶接する為に採用している方法です。この方法を採用することにより、ネジなどで固定する為のスペースを確保する必要がない為、より小さい製品を作り出すことが可能です。前回の更新でもご紹介した通り、接合したサンプルでは、超音波エネルギーが、エラストマー素材が耐えるには、少し高すぎることがわかりました。

結果プラスチック上の接合部分の裂け目部分は、写真のように変更しました。
接合工程は現在、優れた品質状態を保って作動しています。これは、気密性、耐久性の確保、鋭いエッジを残さないための工程です。

充電ケース&充電テスト

 充電ケース の量産工程に進む為の準備は、整っています。

他の工程作業と並行して、製造用の自動テストツールも準備しています。 充電テスターは、重要なツールの一つです。

 充電テスターで、 充電ケースに収納しいている耳栓のバッテリーを充電します。 充電テスターを使って、バッテリーがなくなった状態からフル充電するまでにかかる時間を測定します。 それに基づいて、バッテリーが良好な状態にあるかどうか評価をします。 バッテリーは、製造元からは、良好な状態で納品されるますが、取り扱い中の手違いやショートした状態になると、容量と内部抵抗が低下します。 このテスターでは、それらを排除することができます。 充電回路内のその他の故障も、ここで確認することができます。 このテスト中に、製品をフル充電します。

結果: 充電テスターは、最終段階の状態です。現在は、製品を完成させる為に、PCBを待っている状態です。

 オーディオカナル、空気漏れテスター、オーディオテスター

 ツールメーカーから受け取った最終バッチのプラスチックは、圧力放出チャンネルの改善ができていましたが、それでも空気漏れの部分において完璧とは言えませんでした。ツールメーカーにとって、より簡単に対応できる 金型の若干変更を加えることしました。品質は保証されています。

こちらは、ツールメーカへの最新デザインイメージです。数週間で、新しいプラスチックが届く予定です。その間に、新しいデザインでのプラスチック型を手作業で改善しています。改善したプラスチックは、テストを実施し、良い状態を確認できています。

空気漏れテスター

空気漏れテスターは、耳栓のサウンドポートに取り付けられた容器内に小さな真空を作り出して行います。
これにより、どれくらい速く真空が拡散するかを測定します。 このテスターは、以下2つの為に使用しています。

  • 1) 圧力放出チャンネルは、特定の速度で空気を流すことができなければなりません。
    流れが大きすぎると、低周波でのスピーカーのパフォーマンスが低下します。 流量や大気圧の変動が小さすぎるとスピーカーメンブレンが押し込まれ、操作が妨げられる可能性があります。これは、スピーカーとガスケットを取り付けた後に実施するテストですが、ケースを完全に閉じる前の状態です。
  • 2) 栓のケースを超音波溶接した後に、空気シーリング密閉のテストをします。 ガスケットシーリング、充電接点、マイクと同様に、この溶接は気密性が十分に保たれていなければなりません。

私たちは、手動で作成したツールを使って、ラボでテストを行いました。 自動のテスト機械は、製造が完了しラボ向けに出荷しています。

オーディオテストは、最も重要なテストの一つです。このテストは、サイレントモードとヒアリングモードの周波数応答を測定します。 電子機器のノイズフロアも測定します。 また、オーディオテスターは、音量リミッターの機能、ホールエフェクトセンサー、およびボタンの機能もテストします。 大音量の騒音が発生している場所にいる場合、ヒアリングモードでは、リミッターが作動し大音量が耳に入るのを防ぎます。 耳栓が充電ケースに保管された際には、ホールエフェクトセンサーが耳栓の電源を切ります。

量産時の自動オーディオテスト工程に必要なオーディオテスターが、工場向けに出荷します。

オーディオチューニング

上記でご説明した通り、ハードウエアの各準備は、最終段階に入っており、より多くのサンプルを使って、最終のオーディオ性能測定を進めることができています。
その結果に基づいて、アクティブノイズキャンセリングシグナルを生成するフィルタの特性を微調整します。最適なノイズキャンセル効果の為に、ノイズキャンセルシグナルがすべての周波数で正しいレベルと全周波のフェーズで生成されることが重要です。 ヒアリングモードも必要に応じて調整します。 これをオーディオチューニングと呼んでいます。

出荷予定時期:

4月2週目(15週目)に、200セットのテストを実施します。
4月3週目と4週目(16週目&17週目)には、この200セット全てを分析し、問題がない場合には、最初の出荷を開始します。
5月2週目(19週目)には、ポーランド工場にて、最新のプラスチック部品から製造を開始する予定です。
5月3週目(20週目)には、最初の1000セットと量産開始を予定しています。
6月1週目には、量産時のフルスピードで製造工程を進めることができると予定しています。
😊

これまでに多くのイノベーション技術と共に、QuietOn Sleepの設計工程は、紆余曲折を経てきましたが、私たちは、製品開発の最終段階に近づいています。

先行予約でご注文いただいたお客様に、より早く商品の性能を実感していただけるに、QuietOn Sleepの出荷準備を進めていきます。

ご支援いただいた皆様に感謝しております。

QuietOnチーム

 

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